起こしに臨場感を!

「みのりさんの起こしには臨場感がある」
お客さまからいただいたうれしいお言葉です。

最近は音声書き起こしアプリなどもあり、テープ起こしの世界もどんどん機械化が進んでいます。
ときどき、「私のお仕事ってそのうち機械にとって代わられるのでは…」と感じることも。
そこで考えてみました。アプリや機械が音声を起こすのと、私が起こすのでは、何が違うのだろうかと…。

そんなときにいただいた、前述のお客さまのお言葉。
日ごろから、「議事録は正確に」「座談会やインタビューは臨場感をもって」「講演会はわかりやすく」と、音声を何のために起こすのか、目的によって起こし方を工夫しています。
それはなかなか機械にはできないことだと思っています。
人間の耳、目、頭を使ってできる、テープ起こしオフィスみのりの強みだと思っています。

とは言いつつも、音声がパッとすぐ文字になるアプリも便利ですよね!
私はテープ起こしにではなく、知的障がいのある息子との会話に使っています。
息子は耳で聞くよりも、目で見たほうが理解しやすいので。
多少の誤変換があっても意味が通じればいいし、上手に使い分けていきたいところです。
便利すぎる今の世の中に感謝です。