今日ご紹介したいのはこちらのセリフ。
「仕事っていうのは、知らない誰かの役に立つことよ」
仮面ライダー鎧武(ガイム)(2013~2014年)第3話です。
主人公である佐野岳くん演じる葛葉紘汰が、姉に生活費としてお金を渡します。
でもそのお金はバイトや仕事で稼いだお金ではなく、「ゲームに勝ったから」と紘汰は言うのです。
姉は「紘汰がインベスゲームで勝ったって、それで喜ぶのは紘汰とその友達だけよ。それは仕事とは言わない、ただの遊び」と言って、お金を受け取りません。
(ちなみにお姉さんは「バイト探しはindeed」のCMでおなじみの泉里香さん)
仕事とは、誰かの役に立つこと。
子ども番組とはいえ、とても印象に残るセリフでした。
あらためて、私もお客さまの役に立つことを考えてテープ起こしをしていきたいなと思ったのでした。
お客さまのお役に立つために確認することの一つに、音声を起こしたあと、それがどうなるのかをお聞きするということがあります。
例えば議事録という形で残すのであれば、倒置や繰り返しの表現は起こす段階で省いたほうが、あとでまとめやすくなります。
逆に、雑誌に載せるインタビューなどは、臨場感を大事にしたほうがよい場合もありますので、なるべく話し言葉を大事に起こします。
お客さまに確認しながら、少しでもあとの工程がやりやすいように起こしていくのです。
話は鎧武に戻りますが……、
最初はそんな感じでゲームでお金を得たりバイトをしながらも、自分は変わりたいんだ、何かを成し遂げたいんだと思い続けていた紘汰ですが、最後はとても劇的に世界を救います。
そんな主人公の成長が見どころの1つで、おすすめです!