話し言葉と書き言葉

音声を起こすとき、話し言葉をそのままにする場合と、書き言葉に直す場合があります。
座談会などは、話し言葉をそのまま生かし、その場の雰囲気もよくわかる感じに起こすことが多いです。
臨場感たっぷりに。
講演会などは、きちんとした書き言葉に直すことがよくあります。
ただしこれはこちらで勝手に判断するのではなく、クライアント様のご指示に従って起こします。
だから講演会などでも、「そのまま、聞こえたままで」というご希望があった場合には、話し言葉のまま起こします。
直す場合の例として、例えば…

「朝早いっちゃ早いよね。6時だもん、集合が。」

これが→「朝早いといえば早いよね。6時だもん、集合が。」
さらに直すと→「朝早いといえば早いよね。集合が6時だもの。」
こんな感じに文章が整っていきます。