聞こえが悪い? びっくりした!

朝、仕事をしていたら「あれ、何か聞こえがよくない?」と感じました。
私はテープ起こしをするとき、最初にざっくりと起こしたあと、あと2回は聞き直しをするのですが、その朝は聞き直しをしようとしていたときでした。
前日に起こした原稿はパソコンの画面上に出ているのに、そしてそれは確かに自分が起こしたはずなのに、昨日より聞こえていない…?

急に不安になり、音量を確認してみたり、耳かきしてみたり(意味なし!)…。
年齢による衰えってこんなに急に来るの?と慌てたり。

「ああ、私ってばか!」と思ったのは10分後でした。
今回はお客さまから音声ファイルを2ついただいていたのでした。
広いお部屋での会議や、話者が大勢いるときに、ICレコーダーを複数台置いて、そのすべての音声を送ってくださる、大変ていねいなお客さまです。
一台のレコーダーでは撮りきれていない音が、もう一台のほうでは拾えていたりするので、とてもありがたい録音方法です。

つまり、前日の夜に1つ目の音声ファイルを聞いて起こしたあと、もう1つのほうにチェンジしたまま翌日の仕事を始めたので、音の大きさが違って聞こえただけでした。
そんな単純なことだったのに、真剣にびっくりした10分間…。
「耳より、頭のほう大丈夫かーい!」って自分につっこみを入れたのでした。
一晩寝て、前日の続きをすっかり忘れてたようです。びっくりしたー!