テープ起こしのお仕事をしていると、人の話を聞く機会がとても多いです。
というか、仕事中はほぼずっと人の話を聞いているわけです。
これは特に講演会や座談会で言えることなのですが…。
いくら仕事で聞いている話とはいえ、聞きながらやはりさまざま感想を持ってしまうわけです。
「うんうん、わかる~」と同意することや、「えー、そうなのかな」と疑問を感じてしまうことも。
最近は、じーんと感動するような心に響く話もありました。
たとえ私がどう思おうと、原稿は変わりはないわけだし、守秘義務がありますので感想をほかにもらすこともいたしません。
この仕事ってただひたすら受け身な仕事だなとかみしめつつ、感想も自分の中で消化しつつ、黙々と作業を続けるのでした。
でも感動を誰に打ち明けることはできなくても、さまざまなお話を聞くことができて幸せ。
やっぱりいい話を聞けるのは役得だし、このお仕事はいいな~と思ってしまうのです。