声の聞き分け

毎度大変な声の聞き分けに、今回も骨をおりました。
話している人が5人以上ぐらいになると、少し聞き分けが難しくなってきます。
男女、年齢がばらばらだったら問題ないんですよ、もちろん。
同年代ぐらいの男性ばかり7~8人いらっしゃると、本当に聞き分けるのが大変です。
クライアント様から音声だけをお預かりしたので、話している方はお会いしたこともないし、お顔知らないし。

そんなときにはちょっとした工夫を。
すごく失礼なんですが、お声を聞き分けるために「こんな感じの人かな」というイメージをもつのです。
それでタイムレコードとともに「声が丸くてやさしそうな感じ」とか「ちょっと怖そうかも」とか「いつもあわててしゃべってる感じ」など書き込み、そのイメージで聞き分けます。
まよったら書き込んだタイムレコードの部分へ戻って聞き直し、確認します。
とても根気のいる作業ですが、より正確な原稿に仕上げるために必要な作業です。