信用を大切に

お仕事をしていく上で、信用は何より大事だなと思う出来事がありました。
先月のある日、施設に入っている母の冷蔵庫ドアが開かなくなり、誰が引いても押しても、うんともすんとも言わなくなってしまいました。
何かがつっかえたのかな?
とりあえずどうしようもないので、メーカーに連絡をしたら、修理のために回収してくださることになりました。

あれ、ふと気づくと、もうあれから1カ月近く。いまだに連絡がない…。
ちなみに小さなベッドサイド冷蔵庫なのです。
入れているものもペットボトルの飲み物ぐらい。どうしても毎日必要というわけではないので、それほど気にしていませんでした。
それにしても遅いなと思い、電話をしてみたところ……
なんと! 回収したその日にドアは開いて、そのまま連絡するのも運送するのも忘れ、放置されていたというのです!
そこそこ名の知れたメーカーなのに、あまりにもずさんな扱いに本当にびっくりしました。
平謝りされたのですが、もしこちらから電話しなかったらどうしていたんだろうと思ってしまいました。

商品がいくらよくても、アフターサービスがこのようでは、もうこのメーカーの商品はこの先選ばないだろうな……。
ましてや、5月に買ったばかりの冷蔵庫、保証期間内でもあったわけですし。

たった一度のことですが、失った信用はなかなか戻せません。
私も信用がとても大事な仕事をしています。
正確に文字に起こすことはもちろん、納期を守ること、さらに音源や原稿の取り扱い、守秘義務等、信用にかかわる事柄がたくさんあります。
今回の冷蔵庫事件、私も1つ1つのお仕事に誠実に取り組んでいこうとあらためて思った出来事でした。