しばらく間があいてしまいましたが、前回からの続きで、起こしやすさ・起こしにくさの話です。
まずは録音状態の善しあし、そして次に話す速度について書きました。
そして3つ目は、こういう言い方すると身もふたもないのですが、ずばり「話の中身」です!
起こしているほうも機械ではなく人なので、やはり自分の得意分野、不得意分野はあるのです。
音声起こしをしたことのない人でも容易に想像つくと思うのですが、自分の興味のある内容はさくさくと作業が進むのに対し、興味のない分野、あるいはそれについての知識がまるでない分野は遅々として進まないのです…。
知らない単語が多ければ、それを確認するためにいろいろ調べものをして、その分時間もかかります。
ここで1つ断っておきますが、内容に興味があってもなくても、音声起こし原稿の出来に差があることはありません。
たとえ興味のない分野であっても、わからない言葉は全力で調べますし、手を抜くということはないんです。
どんな内容についてもご依頼をいただければ本当にうれしいですし、たとえ時間がかかっても正確な原稿をつくり上げたときの達成感もまた大きいものです。
はじめは興味のない内容かと思っていても、いろいろ調べているうちに面白くなってくるというパターンもあります。
さて、起こしやすさについて3つの観点から書きましたが、つまり「録音状態がよく、あまり早口でない適度な速度で話していて、私がよく興味があってある程度知識もある分野」の音声起こしがベストだということが、書いていてわかりました。
そんな都合のいい依頼ばかりあるか!と自分で突っ込んでます(笑)