テープ起こしに必要な打ち合わせ

テープ起こしのご依頼をいただくと、打ち合わせは必要ですかというご質問をさせていただくことがあります。

打ち合わせが必要な場合、こちらから先方にお伺いしています。

音声データをネット経由で送っていただいて、メール添付で納品する場合、打ち合わせの必要がない場合がほとんどです。

「音を送るので、期限までに起こしてください」というシンプルなご依頼です。

では、打ち合わせが必要な場合はどういうときかと言いますと、

1つ目は、原稿の仕上がりについてのご要望があるとき。

過去に同じような講演やシンポジウムがあった場合など、そのときに仕上げた原稿を参考にさせていただくことがあります。

繰り返しの発言を省くとか、ケバと呼ばれる、「えーと」「あのー」などの余計な発言を取り除くなど、どのように起こして、文章を仕上げていけばいいかの参考になります。

このケバというのも、「完全に取るのではなくて、話している人やその場の雰囲気が残るぐらいに、適度に残してください」などのご要望もあるんです。

そういう細かい仕上がりについては、やはりメールのやり取りだけではなく、直接お伺いして打ち合わせをすることが多いです。

2つ目は……、次回に続きます。