先日ご依頼のあったお客さまから、うれしいお言葉をいただきました。
ご依頼の際に「小さな声で話す人がいるので、聞き取れない部分が多いと思います」と事前に教えていただいていました。
実際に聞いてみたら、確かに聞き取りにくい部分が多く、これは大変になりそう…と思いつつ起こしていました。
テープ起こしをしていて、聞き取れないときはどうすると思いますか?
とりあえず、音量は最大。あと、「おこしやす」というテープ起こし専用ソフトは、速度を調整できるので、少し遅くして聞いてみます。逆に速くすると聞き取れるなんていうことも。
そんなふうにあれこれ工夫をしてみても聞き取れないとき、無念の黒丸(●)入力になってしまうのですが…。
ちなみに、黒い四角(■)だったり、丸二つ(●●)だったり、それぞれのテープ起こし屋さんによって違うと思います。
さて、先ほどのお客さまの原稿は、やはり●が多くなってしまいました。
できるだけ聞き取りたい私としては、痛恨の黒丸(●)なんです!
でも、納品後お客さまにお会いしたときに、こう言われたのです。「思ったよりずっと黒丸少なかったです。大変ご苦労して聞き取ってくださったんですね」。
聞き取りが専門のテープ起こし屋ですので、何よりのお褒めの言葉でした。
時間をかけて聞き取りに苦心してよかったと思った瞬間です。
こんなふうに、日々音声と格闘しています!
今年も終わりに近づきましたが、録音しっぱなしでそのままICレコーダーに入っているような音声はありませんか?
たまっている音声の文書化をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。